「血虚」ってどんな状態?
中医学でいう「血」は、西洋医学の血液とほぼ重なりますが、それ以上に広い概念です。血は全身に栄養と潤いを届けるほか、精神を安定させる役割も担っています。
血虚とは、この血が不足してしまった状態のことです。栄養が体の隅々まで届かなくなるため、肌・髪・爪・目など「血が行き届く場所」に症状が出やすくなります。
なぜ血虚になるの?
偏食・食事量が少ない 血は食事から作られます。栄養が偏っていたり、極端に食事量が少ないと血の生産量が減ってしまいます。過度なダイエットも血虚の大きな原因です。
目の酷使 中医学では「肝は目に開窍する」と考えます。スマホや読書など目を使いすぎると肝血が消耗し、血虚が進みます。
月経・出産・授乳 女性は月経のたびに血を消耗します。出産や授乳期も血が大量に使われるため、血虚になりやすい時期です。
過労・睡眠不足 血は睡眠中に補充されます。寝不足が続くと血の回復が追いつかず、慢性的な血虚になりやすくなります。
こんな症状、当てはまる?
複数当てはまる方は、血虚の傾向があるかもしれません。体質チェックもぜひ試してみてください。
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鉄分・葉酸・タンパク質が豊富な食材を積極的にとりましょう。温かい状態で食べることで吸収率が上がります。
スマホや読書の後は目を温める、遠くを見る、目を閉じて休む時間を作りましょう。「目の疲れ」は血虚のサインでもあります。目のケアが血虚の予防につながります。
血は夜眠っている間に補充されます。23時前の就寝を目標に、睡眠の質を大切にしましょう。眠れない夜が続く場合は、血虚が進んでいるサインでもあります。
冷たい飲み物は血の流れを滞らせます。できるだけ温かい飲み物・食事を選ぶことで、血の巡りが改善されやすくなります。
まとめ
血虚は「なんとなく元気がない」「顔色が悪い」といった、病院では異常が出にくい不調に関係していることが多いです。
食事・睡眠・目のケアという基本的なことから、少しずつ整えていきましょう。